よくある質問FAQ

FAQ

仔犬・仔猫のワクチンの時期を教えてください。
生後60日以降に1回目のワクチンを接種、それから3~4週間後に2回目のワクチンを接種します。
子犬ですが、じゃれてかみつきます。どうすれば良いですか?
子犬は母犬や兄弟犬との遊びの中で、相手に軽く咬みつく甘がみをしたりされたりしながら、咬み方の加減を学習します。人の手足にもよくじゃれついて甘がみをしてきますが、人への甘がみは子犬が一方的に咬んでいるだけなので、力加減がよくわかりません。甘がみを許していると、成犬になってからも咬みぐせが残ることがあります。子犬のうちはまだしも、成犬に咬まれたら大ケガにつながりかねません。
子犬の甘がみは見過ごさずに、少しでもきつく咬んだら、「痛い」ときっぱり言って手を引っ込め、人の手は咬んではいけないことをしっかり教えます。手や足にじゃれつかせる遊びは、「咬んでもいい」と教えていることと同様になるので避けるべきです。同時に、咬んでもよいおもちゃやぬいぐるみを与えて気を紛らわせてあげましょう。
市販のノミ予防薬の方がずっと安いんですけど病院のものと何か違うんですか?
薬の成分も効果も全く違います。病院で処方する製品は安全性が保証されていますし、効力も高く、かつ効果の持続時間が長いので、1ヶ月は確実にノミの駆除ができます。動物病院で処方する製品が100%のノミ駆除率とすると市販のものは約40~60%であるものが多いようです。
知人から不妊手術(避妊・去勢手術)をしたほうがよいと聞きました。どうしてですか?
昔、犬の屋外飼育や放し飼いが多かった頃は、避妊・去勢手術は、望まない妊娠を防ぎ、不幸な子犬を増やさないということがおもな目的でした。しかし、最近では、性ホルモンに関係する病気や遺伝的な病気の予防、性的なストレスの軽減、問題行動の予防や改善などを目的に手術をするようになり、将来的に繁殖をする予定がなければ、愛犬の健康のためにも避妊・去勢手術をお薦めします。
去勢手術のメリット:前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアや精巣腫瘍など、精巣ホルモンの働きが関係する病気の発症率が低くなることが挙げられます。また、去勢することによって雄性ホルモンがなくなり、むやみなマーキングや攻撃行動、人や物に対するマウント、雌を求めての放浪・脱走など、一般に問題行動とよばれる行動が減少する効果も期待できます。
避妊手術のメリット:乳腺腫瘍、子宮蓄膿症や卵巣腫瘍など、性ホルモンの働きによって起こる病気の予防ができます。乳腺腫瘍に関しては初回発情前に避妊手術を行った場合、将来の乳腺腫瘍の発生率が0.5%であることが報告されています。発情が2回目以降を過ぎると乳腺腫瘍の発生率も高くなります。
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